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2槽バッチ式加熱滅菌処理方法採用。廃水中の微生物を安全にかつ確実に死滅させますバイオテクノロジー分野の組換えDNA技術は、広範な分野で人類の福祉に貢献しており、今やライフサイエンス研究の推進に欠かすことのできない重要な実験手段となっています。しかし、一方では生物に新しい性質を持たせる組換えDNA技術を利用する研究の実施には、慎重な対応が求められます。組換えDNA技術を安全に適切に利用するために「組換えDNA実験指針」が制定されていますが、近年の著しい研究の進展により指針も強化され、平成16年に法律が施行されました。また、医療関係分野においては、「廃棄物処理法」により排出された感染性廃棄物は、特別管理廃棄物として扱われることになりました。その結果、適正な処理を行なうための「感染性廃棄物処理マニュアル」が発行されています。感染症についても、平成11年からは総合的に感染症対策を推進する「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」が施行されました。これらの指針や法律が求めているように、組換えDNA研究施設や医療機関における廃水の消毒・滅菌処理の重要性が認識されるようになりました。エンバイシスが今回、開発した廃水加熱滅菌処理システムスーパーステライザーは、さまざまな研究施設や医療機関におけるより高度な廃水消毒・滅菌処理に貢献するものです。廃水加熱滅菌不活化システム

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