HNR
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タッチパネル画面多彩な機能と耐久性を高精度に実現するエンバイシスのpH中和装置が、さらなる進化を遂げました。病院、研究施設、学校、各種工場などから排出される強酸・強アルカリ廃水を、コンピューター制御により、基準値内で連続的に安定して中和・放流する機能はそのままに、さらなる付加価値を加えた改良型としてデビューしました。改良点は、pH電極の校正・洗浄の全自動化、独自の液注入制御システムによる装置の小型化、操作部にTFTカラーLCDタッチパネル搭載で、業界を代表する廃水中和処理装置にふさわしいバージョンアップに成功しています。開発から生産までを全て自社で行うシナジー効果に加え、一貫した品質管理体制のもと、極めて信頼性の高い装置に仕上がっています。New Function 1pH全自動校正・電極洗浄ユニット搭載。従来機では、2週間に1度程度の人手によるpH計の校正やpH電極の洗浄が必要でしたが、pH全自動校正・電極洗浄ユニットにより、この作業が全自動で行われるため、メンテナンスの煩わしさが大幅に軽減されました。また、pH校正と電極洗浄操作の起動時間は、装置の稼動状況に合わせてタッチパネルで自由に設定出来ます。New Function 2装置のさらなる小型化。独自の薬液注入制御システムの採用により、中和槽の容量が小さくなったため、装置本体のサイズがさらにコンパクトになりました。New Function 3操作部にTFT カラーLCD タッチパネルを採用。優れた操作性・視認性に加え、pH・温度などのプロセス値のロギング機能や警報履歴機能が付いています。また、ロギングデータや警報履歴データはUSBメモリーに記憶できるため、パソコン上で容易に閲覧できます。この機能は、保守・管理面において便利なツールです。さらに、オプションにより、パソコンによる遠隔監視システムもご用意しています。

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